3月2日 大洞川?
 この谷の名前、忘れた。たぶん大洞川、いや大洞谷?去年局長さんに連れてってもらったとこです。
11時に谷について入渓。曇ってて水が多め。この時期のフライには、あまり良い印象の条件ではない。
とりあえず#16のヘアーズイヤーで釣り始めるも、1時間、なんも反応がなかった。やっぱりか・・・。
仕方なく車に戻って、林道をちょっと下っておにぎりをほうばる。その間にお日様が射してきて条件がようならんかと・・・。
そして2個目のおにぎりを食べてたら、「バーン」と銃声。すぐ近く。多分、林道の20メートル先のカーブを曲がったら、その姿が見えてたでしょう。
う~ん、なんか落ち着かん。そして2個目のおにぎりを食い終わったら、今度は遠くの方で銃声。・・・、ここは退散。
20メートル先の林道を曲がったら、その50メートル先に林道を下ってく軽トラを発見。やはり1発で仕留めたらしい。
それからナントカ谷へ行く。やっぱり名前忘れた。去年局長さんから教わった谷です。でも先行者がアリ。挫けて宮が洞に行く。ここも局長さんから教えてもらった谷ですが、ここは何度も来るので名前は覚えました。
でも仔アマゴ1匹に終わってしまった。

え~、私は郡上人ですが、そして今日回った谷はすべて郡上の谷ですが、その谷はみんな、愛知県民の局長さんから教わってるのです。
私はもう少し、郡上の事を知らなければなりません。
(釣れなかったので写真はありません)


 
 (古道のツララ)
 3月8日 古道川
 この日の朝、局長さんと我が掛軸店で待ち合わせておりました。時間はテキトー。なので私は、とりあえずは9時過ぎには準備を整えておいて、宮部みゆきさんの「小暮写真館」を読む。この本、3~4年くらい前に読んだ本ですが、再度読み返すと、泣き所が増えてました。前に読んだ時にはフツーに読みすごしてた部分なのに、今回はそこにグッときた。コゲパン偉いッ!!
本は読み返すもんだと、つくづく思う。
そして局長さん到着。えー、雪が降ってます。寒いです。昨日も冷え込んだ。釣れる訳ね~~。
まずはコーヒーを馳走して、なんだかんだしゃべって古道を目指します。
現地到着。とりあえずここは雪はやんだ。私はニンフを結んで局長さんはと見ると・・・、なんとハズカシフライを結んでおられた。そんなフライじゃあこの時期に釣れる訳ないでしょう。そんなことは去年で実証済みでしょうが。と、思ったけれど2人静々と釣り始めます。
そしてその静々が1時間以上続きました。ハズカシフライはともかく、私のニンフにも全く反応しない。まあ、この寒さじゃあ当然なのかも知れん。私、時々ツララ撮り。でも鷲見のツララには敵わないね。
そしてやっとこ、私のニンフに仔アマゴ。そしてすぐに私のニンフに仔アマゴ。そしたら局長さんもようやくニンフに変更。でも釣れなんだ。私もその後は釣れなんだ。なんせ、急に冷え込みすぎたのだよ。

お昼を過ぎたので昼食。
まずはゲンキーのおでんで時間つなぎして、局長さんの鳥ダンゴ鍋を頂く。美味しいっす。これを頂く度に、「私、一生あなたにひれ伏します」って思う。食べ物の威力ってのはすごい。特に、寒い時には絶大です。シメには定番のうどんを入れる。満腹~。
都合あってここで解散。
私はその後、栗巣の上流へ行ってボウズに終わりました。





 
 (ヲンボ谷のアマゴ)
3月16日 ヲンボ谷 
何か週末ごとに寒くなってるような気がしますが、そんなふうに思うのは私だけでしょうか。
でも今週の日曜日は、高気圧に覆われてお出かけ日和と天気予報が申しておりました。が、朝起きると白鳥町はどんよりと曇ってて肌寒いのです。
9時半に白鳥を出発すると、大和あたりで空が明るくなり、八幡まで来たら、時々薄日も差すようになりました。ふと白鳥方面を振り返ったら、あちらの方は厚い雲に覆われてます。やっぱり白鳥から北は飛騨地方なのですな。

八幡の森下釣り具で和良の年券を買って、峠道をグネグネ上って、和良の道の駅の手前で左折しますが、そのあたりの鹿倉川は釣り人で一杯です。あれ、釣り大会は先週のはずだったけど・・。その残り狙いにしては人が多すぎますなぁ、なんて思いながらも10時半にヲンボ谷に到着。釣り人は0人。水量は多めで曇り空。小寒いです。
ミッジサイズの何かが僅かにヨタヨタと舞ってるだけなので、いつものように#14のヘヤズイヤーをつけて谷へ下ります。最初のポイントでしつこくフライを流してたら、フッと目印が消し込む。ここ数年春先のニンフをやるようになってから、この、目印がフッと消し込む瞬間が快感でたまらんのです。そして目印に飛びつくお魚に地団太踏みながらも、ニンフを流し続けるのです。潔くはないか・・な。
でもここで釣れたのは仔アマゴでした。
それからしばらくして16㎝程度でしょうか。淵の開きでなんとか釣れました。撮影会。今回ちょっと訳あって、バックに何か派手な色の何かが映り込んでます。
その後は仔アマゴを2匹で小雨が降ってきて前半は終了です。

少し上流に移動して、ゲンキーのおでんを温めて食ってビール頂いておにぎり食って小雨の止むのを待ちますと、なんとか止んでくれたので釣り開始。
最初のポイントで目印が消し込んでワクワクしましたが、やっぱり仔アマゴ。そしてまた小雨が降ってきました。寒いです。仕方なく杉林に潜り込んで小休止。一応、防寒のためにカッパを羽織ってはおりますが、長年使い込んだゴアのカッパは、もう防水機能はサッパリと無くなっておるのです。タバコプカプカを2回。野××1回。なんとか小雨が霧雨になったので再び竿を振って、良ポイントの開きで仔アマゴ。同じポイントの巻き返しにニンフを送り込んでプカプカさせてたらフッと目印が消し込んで、これは18㎝くらいか。撮影会。バックの何かはもう少しはっきりしましたね。
その後仔アマゴ1匹釣って、また小雨が降りだしてきて、ますます寒くなってきたので3時には終了でした。

 3月23日 ボウズ
 22日にはシロネコ谷とワチガイ谷を渡り歩いて、仔カワムツ1匹と仔アマゴ2匹。
翌23日はヲンボ谷へ行って、仔アマゴ2匹に終わる。
ツマらんです。

 
 (浜乙女の手巻き寿司)
3月29日 土京川 
 今日は師匠と船長との釣行です。
師匠はエサ釣りで、船長はルアーで、彼らは増水やら雪代なんかは平気ですが、フライはそんな訳にはいかない。特に私のようなヘタクソフライマンにとっては、この時期の増水はほとんど釣れない。だから、私を誘った以上、私に合わせてくれるしかないのです。

9時15分に船長邸に集合して土京を目指します。ここなら平水くらいになってないかと・・。
それから峠道をくねくね走って、お二人は駿河屋で日釣券を買って(私は年券を持ってる)土京へついて、とりあえずビールで乾杯。これが我々の恒例。
10時半に谷へ下ります。やや増水。あまりよろしくない。増水が続くと釣れんのよ。ただ、普通のカゲロウが飛んでるし暖かいし、もしかしたら釣れるかも知れん。私と師匠はその場から、船長は下流に下ってから釣ります。
私は#14のドライフライを結んで釣り開始。そしてすぐに仔アマゴが絡んだ。咥えなかったけど。次のポイント。ここなら絶対出るとこ。下流から慎重に攻めるも・・・、出ない。ニンフにする。何度も何度も流す。・・・出ない。やっぱり釣れんか・・・・・。
上流に行った師匠と合流。やっぱり芳しくないらしい。師匠を見てると、たまに淵で仔アマゴは釣る。本物の川虫でそんなんだから私のニンフに食いつくわけはありませんな。またドライフライに変えた。そしたらたまに仔アマゴが絡む。2~3匹は掛かったけれど、小さいからといい加減な扱いだから、みんなバレた。
そして船長と合流。釣果は言わずもがな。

少し上流へ移動して昼食。風が強くなった。
まずは師匠が作ったコシヒカリを炊きます。カシューナッツなどをポリポリかじりながらビールなどを頂きながら、師匠は麻婆豆腐を作ります。ただ、風が強いので中々火が通りません。そこでバーナーの周りを専用のアルミで覆うと、たちまち沸騰してきました。素晴らしい~、と思ったのもつかの間、バーナーの周りの枯草が燃え出した。おおっ~~、野焼きじゃ~。すぐに水かけました。
みなさん、山火事には十分注意しましょう。
ごはんが炊き上がったので、浜乙女の寿司酢のついた海苔を使って手巻き寿司。具はカニカマとカイワレとスモークサーモン。この寿司酢のついた海苔で、ごはんと具をくるくるとやってほおばると、あ~ら不思議、ごはん全体に寿司酢が混ざってるかのような味わい。浜乙女はエライ!!

満腹になって釣り再開。最初の淵で3回反応。仔アマゴだな。船長はまた下流へ行った。師匠は上の淵で15㎝くらいを釣ったか。
黒い大きなカゲロウが一杯いた。お魚は通常これは食わん。多分、羽化する場所のせいだと思う。
ふと下流を見たら、師匠が岩にうつ伏せってた。心不全か。(昼食時、同級生のそんな話をした)でも、その下流に船長の姿が見えたから、まあいいや。そしてやっぱり仔アマゴを掛けてバラす。下流を見たら、師匠と船長が話してたから無事だったんだろう。
禁漁区までで終了。釣果は前半とほとんど同じ。

まだ時間があったので鹿倉川へ行く。
先の行動と同じパターン。合計として、船長1匹、師匠は2匹か?私は仔アマゴを何匹かバラした。